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レビュー : エントリ

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神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
春秋社
ituka ( 2010/02/27 )

丸善丸の内本店内の松丸本舗に行ってきた。1時間ほど書架を眺めて飽きなかった。松丸本舗はご存知の方も多いと思うが松岡正剛氏と丸善のコラボレーションで出来た個人の書斎のようなレイアウトの本屋(というかコーナー)である。さて松岡正剛だがマルチなタレントではあるが私にはなにより雑誌『遊』の編集者。そんな松岡が贅沢なセミナーを開いた。名付けて「連塾」。その模様を本にしたのだが当然ながら松岡の独壇場。あっちへ飛びこっちへ飛びマルチメディアを駆使し日本文化を解読している(らしい)。感心したのは内容よりもその手法。そもそも編集者というのは執筆者ほど専門知識はないが少なくとも執筆した内容を理解できるだけの知識は必要な職業である。「千夜千冊 」というブックレビューの頂点のようなサイトを持つ松岡の知識を縦横無尽に開示しているのである。例えば「 サザン・オールスターズが国歌をつくるべき?椎名林檎と能舞台の関係?アマテラスは日本初のひきこもりだった?曼荼羅(マンダラ)はハイ・テクノロジーだった?貴族の「あはれ」・武士の「あっぱれ」?」という調子である。要するに和と洋(近世までなら中国)の融合、多様な価値の並列・・・皆、編集の精神ではないだろうか。私なら日本文化の精髄の代表例に寿司を挙げる。フランス料理のフルコースや中華のそれの豪華さはない。しかし好きなものを好きなだけ好きなときに食べる。この勝手さ無思想は素晴らしい。それに比べると茶道はマゾではないかと思いある意味文化の極北だが好きではない・・・まあ余計な話だが。

¥1,890 |  発売:2008-12-25 | セールスランク:67444
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